こんにちは!今日もご訪問いただきありがとうございます。
道路工事中の陥没事故は、各所で発生しております。
例えば、
・1990年1月22日:東京都台東区
・1996年4月2日:京都市伏見区
・1998年10月9日:神戸市兵庫区
・2005年6月14日:名古屋市中川区
で、いづれも、トンネル工事または地下鉄工事中の陥没でした。
博多は3度目の事故が発生しました。
11月8日に発生した、博多駅前陥没事故は、
福岡市交通局は地下鉄七隈線延伸工事にともなう事故として発表されました。
何故、こうも度々発生するのでしょうか?過去の教訓は、
なぜ生かされないのでしょうか?
工事業者はどこか?責任の所在はどこか吟味しました。
◆賠償金関連は以下にあります。
博多駅前陥没事故 施工した大成建設は過去にも事故歴有り!賠償金はどうなる?
◆ライフライン関連は以下にあります。
博多駅前陥没事故 停電の復旧はいつ?ガスや水道の被害も気になる!
大成建設が主体のJVだった!
過去の事例は、
◆2000年6月20日、福岡市中央区薬院の道路で、
地下工事現場付近で長さ10m、幅5mにわたって陥没。
地下の掘削現場の両側に設けた土留め壁が壊れて工事現場に土砂が流入。
市は、施工が不十分だったとして、業者を3カ月の指名停止にした。
◆2014年10月にも地下鉄七隈線延伸工事をめぐって陥没事故が発生し、
(▲2014年時の陥没)
場所は博多警察署入口交差点付近で、
陥没箇所のサイズは幅約4m、長さ約5m、深さ約4mだった。
けが人はいなかったのが幸いでした。
施工業者は松鶴・環境開発JVでした。
今回の陥没事故の施工業者は、
三軌建設、大成建設、佐藤工業、森本組、西松建設JV,で、メインは、大成建設でした。
工事名称は、「福岡市地下鉄七隈線博多駅(仮称)工区建設工事」
で、現場の指揮者は、大成建設の田中芳光作業所長と言われております。
もともとの地盤調査などにミスがあったのか。
それとも他にミスがあったのかにもよりますから
責任の所在はまだ分かりません!
今後の報道に注目しましょう!
『福岡市地下鉄七隈線博多駅(仮称)工区建設工事』を担当する大成建設JVの田中芳光作業所長のコメント
車路と地下躯体の間を鋼管で保護するパイプループ工法を採用するほか、既設躯体の変状を0・01ミリ単位でモニタリングするなど、慎重に工事を進めている/何度見ても味わい深い。— ありーちぇ (@ALC_V) November 8, 2016
責任の所在・賠償は?

発注者は福岡市で、交通局の管理責任はまぬかれないでしょう!
市長の謝罪会見でも明言しておりました。
【博多駅前陥没事故】高島宗一郎・福岡市長の情報発信に称賛の声 – ハフィントンポスト https://t.co/528ACxcrVc pic.twitter.com/zgJuXmfSFc
— KB's report★高額賠償例 (@kbsreport2015) November 8, 2016
福岡市の交通局の第4委員会報告資料
「工事契約の締結について」には、
工事が失敗した場合の損害賠償についての規約は、
他と同様に盛り込まれておりません。
一般的ですが、ここに話し合う事となるようです。
博多駅前陥没事故って、損害賠償どれくらいになるのか想像もつかない。
— マドA (@mudhand_a) November 8, 2016
まとめ
責任の所在と賠償について調べましたが、
特例や、明確な記述を見出せませんでした。
大前提が、このような事故は想定していなくて、
当然のように、技術料に含まれており、
それでこそ、スーパーゼネコンなのですね!
高島博多市長も、これだけ市民に損害を与えて、
何もしないという訳にはいかないでしょう!
交通局の責任はもとより、
何らかの請求はしなければならないと思います。
高島市長は、
「管理責任は、市にあります」
と明言しております。
ネットでは、1000億円を超えると言われておりますが、
一般的に、保険に加入しておりますので
大成として経営を圧迫することはないでしょう!
一番の被害者は、“保険会社”(?)かもしれませんね!
最後までお読みいただきありがとうございます。