こんにちは。今日もご訪問いただきありがとうございます。
クルム伊達さんが、離婚を発表されました。
16年間連れ添った。ミハエル・クルムさんとの間に何があったのでしょうか。
“子供”が授からなかったこと。“すれ違い”が離婚の原因ではないかと囁かれておりますが、
その前に、伊達さんの“ため息”が話題になっておりましたのでそちらを先に迫ってみます。
関連記事は以下です。
⇒クルム伊達公子が不妊をテレビで告白?旦那と離婚の原因はやはり子供なのか?
“ため息”本音は?
<Youtube>
「ついにいら立ちを爆発させたのは、タイブレークの1ポイント目にダブルフォールトを犯したときだ。雨で会場の屋根は閉じられ、観客が漏らした「あ~」のため息が大きくこだました。その瞬間、全身を汗だくにした伊達が観客席に向かい両手を広げ「ため息ばっかり」と大声で叫んだ。好機を逃し、自らのもどかしさにいらつきは限界に達した。これで集中力が切れたか。タイブレークを2-7で落とし、結局3-6、6-7のストレートで敗れた。」
「ため息に、イライラが募りに募った。「ポジティブなものではない。エネルギーを周りに吸い取られる」。加えて、第2セットは4-2、5-3とリードを奪いながら、好機を逃したことで爆発寸前。そこに自らのダブルフォールトで、最大のため息が襲い、ついに切れた。」
というものでした。
外国では日本ほどため息は出ないようです。これは日本人特有の期待の裏返しだというのです。雨などで屋根が閉まっているとなおさらコダマするのですね!
伊達さんは、
「これだけたくさんの人が見に来る割には、テニスを見るレベルが上がってこない」
とバッサリ!としたのでした。
そしてクルム伊達さんはコートを去ったのです。
観客の思いは?
観戦スタイルには、目には見えないルールや不文律があると思います。
子どもたちが素直な気持ちであげる驚きや喜びの声がありますが、そういったピュアな反応を自然にできることが、
いわゆる「いい観戦スタイル」だと僕は思います。
その場その場の「反応」こそがライブで見守る人の特権なのです。
反応すべき瞬間を見逃さない熱意と、反応することの照れを捨て去る熱狂!
それが試合を楽しく見るコツだと僕は思いますし、観客も同じだと思います。
しかし、いろいろな反応の仕方はあるでしょうが、「ため息」は不要なんじゃないかと思うのです。
アスリートは、長年厳しい練習を重ねて試合に臨んでおります。常に”勝”ことはありません!
すべての試合は、上昇のための過程でもあるのです。
クルム伊達こと“クレーム伊達?”が客を前に説教したのです。
「みんな褒められて伸びるタイプなの?」「そう。じゃ今日は伸びなくていいわ」「これからみなさんをデカイ声で説教します」…
現役復帰時に言い放った
「11年間、解説をしてきて杉山選手が頑張っていると思うが、その後につづく選手が出てこない。技術はもっているのに試合の中で活かし切れてない。モチベーションに関して疑問に感じるところもある。
私が復帰することで、若い選手の刺激になって(私を)追い抜いてくれる選手が出てくればと思う」
という挑発と説教を足して2をかけたような宣言をしたのです。
まさに伊達さんの叱咤激励であったのです。
ある日のブログがあります。(2013/08/27 14:58ブログ)
「今日は1試合目に錦織くんが負けてしまい
1つ空いて私が入ったのですが
コートに入った途端に何か重い空気がコートに
充満している感じ。
重い空気の中、さらに私の試合でも相手にリードされ
さらに重い空気がコートに中に出来てしまいました。
なんだかその重い空気がエネルギーをすべて吸い取って
いかれる感じ。
どうして日本人の応援って悪いときはこもる感じになるんだろう??とにかくたくさんのことを受け入れて
自分自身と
相手と
廻りの雰囲気と
戦うことが多かった。そしてすべてに負けてしまった。」
<“ジョーク”があったので、コーヒーブレィクに・・・>
「伊達公子さんが観客に「ため息ばっかり!!!」とお怒り。多分、お客さんの中に、青江三奈さんがいたんでしょうね・・・それはさておき、何となく違和感。スポーツ観戦のマナーというか、ルールというがあることも理解できますが、競技者のマナーもあるとは思うんですよね。」
松岡修造の反応は?
正直にいってミスに寛容でない日本人などスポーツ文化の発展には百害あって一利なしと思いますが、松岡修造さんも
「ため息をつかないようにと視聴者に訴えていた。」
というのです。
松岡修造氏が、コート上で観客に「ため息はやめましょう」とため息禁止令を出したこともある。
しかし、検索していると面白いことに、
「松岡修造の騒がしい応援に集中が途切れたってブチキレしてた」
そうで、ボールをぶつけてやろうかとも語ったとか(笑)
杉山愛の反応は?
杉山選手は、“好き”というファンが多いのです。テレビ出演も多いのもそれを物語っております。
したがって、伊達選手のこのような発言にとやかく言及することはないでしょう!
「嫌味がないし性格良さそう。頭も良くて機転がききそう。」
との“評”も多いのです。
伊達公子と杉山愛でどっちが強いか?仲は?
さて、「どっちが強いのか?」などと比較されることが多いのですが、それよりも、「二人の仲は大変良い!」ことをお伝えいたします。
番組での対談も一緒に出演してやった事もあるし、国別対抗のテニスの試合ではチームを組んで一緒に戦った事のある仲なのです。
伊達公子と杉山愛は、年齢こそ少し離れているが、お互いに尊敬し合い、プライベート?でも交流のある戦友のように感じられる。
伊達さんのブログにもたびたび登場し、気遣っております。
戦績では、伊達公子選手は、
「WTAランキング自己最高位は、シングルス4位、ダブルス33位、WTAツアー通算で、シングルス8勝、ダブルス6勝という実績です。アジア出身の女子テニス選手で、史上初のシングルスランキングトップ10入りを果たした選手です。」
杉山愛選手は、
「日本人選手として初めてWTAダブルス世界ランキング1位になり、シングルス・ダブルスともに世界トップ10に入った数少ない選手のひとりである。キャリア通算でWTAツアーシングルス6勝、ダブルスでグランドスラム3勝を含む38勝を挙げた。WTA自己最高ランキングはシングルス8位、ダブルス1位。」
これだけでは判断できないくらい拮抗しております。
しかし、二人は何度か対戦しており、伊達公子がいずれも勝利しているので、戦績から見ると、先輩の意地で“上”という事になるようです。
まとめ
日本テニスの発展のために、身を挺して臨んでいる伊達公子選手は、何をもたらしてでしょうか?
「私を超える選手が出てきてほしい!」
の願いは叶えられておりませんが、必ずや若い選手に伝わり、心の中では、
“よし!やってやろう!”
と秘かに決心している選手がいるはずです。
その時の伊達選手の笑顔をを見たいものですね!
最後までお読みいただきありがとうございます。