(出典:http://petit-mall.jp/food/smileball/)
涙の出ない「玉ねぎ」が開発に成功して、秋から発売されるというので調べてみました。
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スマイルボールとは?
ハウス食品が、「涙の出ない玉ねぎ」の開発に成功したと発表した。
「スマイルボール」
と名付けました。
数量限定で、10月末から発売するそうです。
玉ねぎは、料理するときに、涙が出るのは常識ですが、それは、涙の出る成分(=辛みの成分)があるからです。
これが出ない玉ねぎだというのです。
したがって、何も気にすることなく料理ができるのです。生で食べても辛みがほとんど感じられないのです。
栄養成分も変わりません!
名前の由来とは?
「涙輪流さないので、すべての方々が笑顔になれるし、これまでの玉ねぎにとらわれず、
新しい食べ方や食シーンをお客様と一緒に“キャッチボールしながら” 創造していきたい」
という笑顔とボールを組み合わせて付けたそうです。
販売価格は、450グラム(中玉2個相当)450円だそうです。
(出典:http://ameblo.jp/karurosu2013/entry-12089499388.ht…)
研究の経緯は?
ハウス食品では、1990年代から主力商品のレトルトカレーの製法を研究する中で、タマネギの成分の研究を始めたそうです。
そこで、であることが分かったのです。
「タマネギには、目が痛くなる成分は入っていない。包丁で切った時に初めて目が痛くなる成分が作られ、それが目に入って涙が出る。」
ハウス食品では、この成分を作り出す酵素を発見し、タマネギを切ると涙が出る仕組みを解明したのです。
2013年には、人々を笑わせ、考えさせる研究や業績に贈られる「イグ・ノーベル賞」の化学賞を受賞してそうです。
その成分の具体的名前は知ることはできませんでした。
(出典:http://withnews.jp/article/f0151027001qq0000000000…)
ただ、開発は「一種のかけのようなもの」(正村典也・新規事業開発部チームマネージャー)。
と話しておられます。
毎年畑で栽培し、収穫し、成分を調べる。これをひたすら続けました。
これまでに調べたタマネギは1万個近く。開発には約10年を費やしましたそうです。