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★国際●北朝鮮、板門店で脱北兵銃撃 韓国へ亡命 流血し倒れていたところを保護 (産経新聞) ● 【ソウル=名村隆寛】朝鮮半島の南北軍事境界線がある板門店で13日午後、北朝鮮の兵士1人が韓国側に越境し亡命した。北朝鮮は逃走する兵士… https://t.co/ff6MiNhSuJ
— 美月4+ (@geigeki_mizuki) November 13, 2017
南北軍事境界線で13日、北朝鮮軍の兵士が韓国側に逃走して亡命したニュースが
駆け巡りました。
兵士を追っていた北朝鮮軍の一部が、軍事境界線を越えた可能性があるという
軍事境界線を越えたことが確認される場合、休戦協定の深刻な違反となることが問題になっております。
しかし、それ以上に奇妙なことが発覚しました。
北朝鮮軍の兵士は、2度目の手術の後も意識不明のままです。
担当医は2度の手術で弾を取り除き、腸から最大で27センチの寄生虫数十匹を
取り除いたのです。手術した医師も驚いております。
この寄生虫による合併症の恐れもあり、予断を許さない状況が続いていて、
兵士は意識不明のままです。
板門店という比較的条件のいい部隊なのです。
「教科書では見たことがあるが実物を見たのは初めて?」
と驚いております。
そんなに食糧事情が悪いのでしょうか?
早速、迫ってみました。
関連記事は以下にあります。
北朝鮮の生活と食事の実態は?女性兵士は性的暴行も頻繁で避妊が出来ない?の記事はコチラ
Contents
北朝鮮兵士の実情は?
北朝鮮人民軍は、祝賀行事で更新する兵士、格闘訓練をする兵士、軍事訓練兵士などは
かなりたくましいのですが、一方では、軍事以外で稲を刈る兵士、道路工事する兵士の
一面もあるのです、
「軍事パレードする軍人はエリートで、『建設部隊』や『農業部隊』もいるのです。」
朝鮮人民軍の実情
◆ 北朝鮮人口:約2500万人
◆ 朝鮮人民軍:約119万人→内約20万人が特殊部隊なのです。
◆ 北朝鮮の男性は徴兵制である
4~6歳・・・幼稚園
6~11歳・・小学校・5年生
11~14歳・・初級中学校・3年生→徴兵対象者として名簿に登録される
14~17歳・・高級中学校・3年生→15歳で兵役対象者判定のため身体検査を受ける。
<徴兵基準>身長148cm以上、体重43kg以上
日本の平均では、168cm, 韓国で、170cmなので小柄なのです。
17歳~・・・兵役(約10年間・特殊部隊は約13年間)・・韓国:約2年(19~28歳)
含む機関の1/3~半分は建設事業や農村支援に駆り出される。
「配属先によって生活条件の格差が生まれるのです」(磐村氏)
「パレードなどで見る兵士はエリートで“見せる兵士”その他大勢の兵士は
農業などに従事する“労働者としての兵士”なのです。」(鈴木氏)
韓国軍に対する北朝鮮軍の印象は?
◆ 韓国軍とだけ交戦した場合は勝てるという意識がある。
◆ 10年も兵役について、1年半の韓国軍人との熟練度や戦闘力に差がでるのは当然!
と教えられ、見下しているのです。(脱北者の証言)
<コメンテーターの諸氏>
磐村和哉(共同通信社編集委員)
鈴木琢磨(毎日新聞部長医員)
北朝鮮人民軍の実態は?
朝鮮人民軍に8年従事し、2005年に鴨緑江を泳いで渡り脱北!
現在はロンドンで暮らし、脱北者支援野田の活動をしている「キム・ジュイル(40歳台)」
の証言をまとめると、
◆ 軍配属初日に、上官の古い軍服の交換を強要された。
◆ 家族から渡された食料を上官に奪われた
◆ 返してくれと言うと殴られた
「3年間少なくても日に1度は殴られた。私も傷心すると暴力を振るった。」
「罪悪感は全くなく、兵士の日常だった。軍隊に人権という概念はありません。」(キム氏)
「豆を食え!ヨモギを食えと指導されるので、寄生虫の基になるのです」(鈴木氏)
◆ 炊事兵になると、米だけ与えられて、「7品の食事を用意せよ!」
◆ 夜中にたたき起こし、袋を与え、「食料を盗んで来い」と命令されたのです。
「人民軍は、盗みで食いつないでいた。私達は24時間飢えていました。」(キム氏)
「おかげでみんな栄養失調でした。だからたくさんの兵士が脱走しようとします。」
「盗むことを北朝鮮では“調節”といい、ある所からない所に埋め合わせる意味のようで、
盗む概念がないそうです?」(鈴木氏)
アジアプレスによる朝鮮人民軍の実態は?
◆ 畑から盗んだトウモロコシの粒を削ぎ集める兵士の画像

◆ 栄養失調になって病院に送られる途中の兵士の画像

◆ 撮影者が渡したパンにかぶりつく兵士、その横で子供が落ちたパンくずを拾う画像
兵士の主食は、トウモロコシと米なのです。

北朝鮮では栄養失調になることを
“栄失(ヨンシル)にかかる”
「軍に入隊することは『栄失』になる」というのは20年前からの社会常識なのだそうです。
そのために入隊している息子や娘の栄養状態を心配して、
部隊まで面会に行く親が増えているのです。
北朝鮮版インスタント食品
(トウモロコシ粉を加熱したもので、水で練ると1,2分でもちの様になる。)
これを、
◆ 余裕のある家庭では、1度/月の面会。
◆ 余裕のない家庭では、1度/3ヶ月の面会だそうです。
栄養失調になると3つに分けられるそうです。
◆ 虚弱3度・・(重い)そのまま舞台に置くと死ぬかもしれないと判断され家庭に返される。
◆ 虚弱2度・・(中)家に帰す条件として、部隊が親に食糧数百キロを要求するケースもあるそうです。
◆ 虚弱1度・・(軽い)
飢えて死亡しても“下痢をして病気で死んだ”と報告されるのです。
「軍の実態は千宗より“きょうの飯”」(鈴木氏)
「実態は唯一つかえる労働力として北朝鮮兵士は重宝されているのです」(磐村氏)
飢える北朝鮮人民軍に戦争は不可能?
アジアプレスの情報では、
◆ “落下傘部隊”に所属していた脱北者は、
「韓国に航空機で侵入し敵故法に降下してかく乱させるのが任務だ」と言っていた。
・まず、燃料が足らず、降下訓練用の飛行機が飛ばせないため、
高い塔から飛び降りる訓練で代用していた。
・パラシュートの他に銃などの装備が70キロになり、
大半の兵士が背負って飛行機に上がれないのです。空腹で力が入らないから・・
・朝鮮人民軍には全面戦争は絶対不可能で、兵士は腹ペコ、軍用車両は
全く不足している上、油がなくて動かない車が多いのです。
2014年12月の韓国メディアが北朝鮮の内部文書入手情報
平壌近郊の“砲兵部隊”(約16,000人)で2009年~2013年に作成したと見られる文書では、USBメモリに内蔵されていた約9000頁に上る。
◆ 食料不足で兵士が逃亡。
◆ 任務遂行できる兵士は40%。
◆ 無線機の85%は電池がなく使えない。
◆ 戦闘の時に弾薬を運ぶ車両もない。
◆ 燃料や軍施設備品を売り飛ばした幹部が摘発された。
◆ 兵士が民間人相手に侵した強盗や殺人などの犯罪が2011年だけで127件もあった。
この実態を金正恩委員長はどう見ているのか?
「金委員長は、軍事はミサイル・核開発に特化して通常の兵士たちは労働力として使い分けている。」(鈴木氏)
「試行司令官として兵士の待遇改善に苦慮しているのでは?」(磐村氏)
北朝鮮の現実が見えてきたような感じがするのです。
北朝鮮兵士の寄生虫は?
北朝鮮の実情があまりにも酷い
破裂した小腸の内部からは多量の糞便と共に、数十匹の寄生虫も発見された。最も大きい寄生虫は約30cmに達した
亡命の北兵士の執刀医が会見…小腸60cm切断・最大30cmの寄生虫発見=韓国 Yahoo! https://t.co/TBRGREv6sy
— あおい (@moon_bluecat) November 16, 2017
南北軍事境界線上の共同警備区域(JSA)で脱北を図り、
北朝鮮軍に銃撃された男性兵士は、
現在韓国の病院で意識不明の重体に陥っている。
兵士の腸内からは、最大で27センチにもなる無数の寄生虫が見つかった。
韓国の生物医学情報サイト「コリア・バイオメディカル・レビュー」によると、
寄生していたのは回虫の一種「ヒトカイチュウ」と見られる。
回虫は、通常25センチ程度、場合によっては50センチ近くにまで成長する。
兵士の腸から見つかった寄生虫の大きさと合致する。
回虫はヒトの便を栄養源にして成長、繁殖する。
兵士は栄養不良の状態にあるが、
これも回虫に栄養を吸い取られ過ぎたときに見られる症状だ
「20年以上、外科医をしているがこんな寄生虫は本では見たが
実物は見たことがない。韓国にはいないだろう」
と、兵士の治療にあたった外科医のイ・グクジョンは話している。
日本においては、終戦後にはかなり発生していたようです。
学校でも配給したことがあった記憶があります。
肛門からだけではなく、口からも出てくることなど知る方はほとんどいないことでしょう!
脱北兵士の場合は不幸なことに、寄生虫が回復の妨げになっているそうです。
担当外科医によると、医師団は「必死の治療」を続けているが、
寄生虫が銃創のあたりを「食べる」のだという。
北朝鮮の食糧事情が、意外なところから明らかになったのですね!
上記の事柄が証明されたようですね!
まとめ
いかがですか?
脱北した兵士が回復することを願っております。
◆ 北朝鮮人民軍の実情について。
◆ エリート兵士でも食糧事情は悪い。
◆ 人民軍は物資不足に直面している。
◆ 脱北する心理は?
についてまとめました。
最後までお読みいただきありがとうございます。