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ウイルスを持ったマダニにかまれて「ダニ媒介脳炎」を発症すると死亡する可能性があるためヒアリ対策よりもダニ対策が重要。
マダニにかまれ脳炎 男性死亡 | 2017/7/12(水) – Yahoo!ニュース https://t.co/hBEcigcuOu #Yahooニュース
— iwbjp (@iwbjp) 2017年7月11日
ヒアリを知っていますか?最近、日本に上陸して神戸、名古屋、東京で発見しましたね。
毎日駆除活動がされていますが、同時に毎日たくさんの『ヒアリ』が発見されています。
実は専門家がヒアリ以上に注意を喚起する危険な虫がいるのです。
『マダニ』です。
感染すると重症化し死に至るものがあるのです。
そこで、ヒアリ、マダニの被害に遭わないための対策を調べてみました。
(週刊女性7月25日号参照)
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ヒアリとは?

膜翅(まくし)目アリ科の昆虫です。
南米原産で漢字では「火蟻」と表する。
体色は赤茶色で、体長は約2~6ミリメートル。
草地などの開けた場所に営巣する。

集団で小型の哺乳類を襲うなど攻撃性が強く、腹部にある針で相手を繰り返し刺す。
人が刺されるとアルカロイド系の強い毒(ソレプシン)によってやけどのような激痛が生じ、
かゆみや動悸などが引き起こされ、アレルギー反応のアナフィラキシーショックで死に至ることもある。
一度定着すると根絶は困難で、米国や中国、オーストラリアなどの環太平洋諸国に分布が拡大している。
日本は2005年に特定外来生物に指定し、侵入を警戒してきたが、
17年5月、兵庫県の神戸港で初めて確認された。
翌月にも同港内で発見されており、神戸市は環境省と連携して調査を行い、
周辺住民へ注意を呼びかけている
(出典:辞書・コトババンク)
ヒアリの毒性

アメリカでヒアリに刺される人は年間1400万人であり、
毎年100人ほどが死亡していると推定されております。
ちなみに、日本でスズメバチに刺されて死亡する人は、年間20人ほど。
日本国内の交通事故で亡くなるのは4000人ほどだ。
ヒアリに刺されると激痛が走り、刺された箇所が赤く腫れあがる。
ヒアリは一度に何度も刺すため、同じ場所に複数の腫れができる。
ハチに刺された時には見られない膿疱ができるのが特徴だ。
通常、ヒアリに刺されても1週間ほどで治癒するが、
すでにヒアリに刺されたことがある人は過剰反応を起こし、
アナフィラキシーショックを引き起こすこともあり、
最悪の場合は死に至ることもある
ヒアリに刺された時は、漂白剤を同量の水で薄めて患部を洗浄し、
かゆみを抑える抗ヒスタミン剤や細菌感染を防ぐ薬を塗っておく。
市販の虫刺され薬で良いようだ。万一アナフィラキシーショックを起こした時は
エピネフリン(アドレナリン)など、ステロイド薬を注入したりと、
病院で内科的処置を行わなければならない。
ただし、ヒアリに刺されて死ぬ確率は14万人に1人(0.001パーセント以下)程度と
きわめて低いことを覚えておきたい。
マダニとは?

節足動物門クモ形綱ダニ目マダニ亜目に含まれる大形吸血性ダニの総称で、
8本脚からなる節足動物で、昆虫ではなくクモやサソリに近い生き物です。
犬に宿ったマダニの画像があります。

体長2~7ミリメートル。褐色を基調としたものが多く、
体前端に口器と触肢をもつ。鋸(のこぎり)状の口下片が口器中央に突出し、
長期間にわたる吸血を確保する構造となっている。
日本に分布するマダニのうち、フタトゲチマダニ、ヤマトマダニなどの約20種類が犬に寄生します。
マダニの毒性

感染してしまうと治療薬がない感染症もあるため、
死亡率も高くなってしまいます。
マダニに咬まれたことで死亡してしまうケースが増えてきていますが、
これは、SFTSウイルスというウイルスを保有しているマダニに咬まれたために
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)を発症してしまうからです。
SFTSウイルスを保有するマダニに咬まれると
一週間~二週間ほどの潜伏期間を過ぎると、
38度以上の高熱、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢などの症状がでてきます。
SFTSは現段階では治療薬がないため、
重症化すると命を落としてしまうこともあります
今年もすでにSFTSで4人が命を落としております。
昨年1年間で57人が感染し、8人が死亡しているのです。
その被害は西日本を中心に広がり、北限は石川県と言われております。
重症化するのは、50代以上で亡くなるのは特に70代以上の高齢者が
被害に遭っているそうです。
ヒアリ・マダニ刺されない6つの対策法
【ヒアリの性質を知る】
「ヒアリは何もしなければ指しません。
ただし指されると痛いし、人によってはアナフラキシーショックで死ぬことがあります。
しかし、速やかに医療機関で処置をすれば、
その場ですぐに死ぬような大変な毒ではありません。」
【噛まれないこと】
畑仕事や、ハイキングなどでダニが生息しているところを歩くときは、
長袖、長ズボンの着用することと、帰宅後は入浴して流しましょう!
【皮膚にかみついているのを発見したら】
マダニが皮膚にかみついているのを発見したら、
“自分では取らず病院で取ってもらうことです。
無理にとると皮膚に張りが残り、炎症の原因になるのです。
ここで、ヒアリとダニの特徴と予防法を表に示します。

まとめ
このようい知識が増えると怖いですが、
「いたずらの怖がらないでください。ヒアリを心配し、
アリ駆除しようと大量の殺虫剤を使用すれば環境への負荷もかかり、
ヒアリじゃない他のアリにも影響します。
もし在来のアリがいなくなれば逆にヒアリは入りやすく会ってしまうんです。」
と某研究員は言うのです。
日ごろから関心を持ち、正しく対応することが求められます。
最後までお読みいただきありがとうございます。